サービス残業を防ごう!派遣先でサービス残業を強要されたら?

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◇コラム:サービス残業を防ごう!派遣先でサービス残業を強要されたら?

派遣社員というのは働いた分を時間給で受け取ることがほとんどです。

日給の場合もありますが、その場合でも実働○時間と明記されているはずです。

私が経験した不当なサービス残業の強要および勤務時間改ざんにつきまして、未遂も含めご紹介します。

金額的には小さなものばかりですが、勤務時間とは、自分の大事な時間を削って会社に奉仕した時間です。

それを無駄にしないためにも、会社の不正にはきちんと拒否する態度を示しましょう。

どこの会社でも、経費の大部分を占めるもののひとつに人件費があります。これは、税金などと同じく、ある程度以下には削ることができないものです。

さらに、毎月確実にかかる費用なので、どこの企業も売り上げを落とさずに人件費を削る方法を模索しています。

多くの企業では、無駄な残業 (付き合い残業や小遣い稼ぎ) をなくしたり、年棒制を取り入れるなどをし、成果に見合った報酬を公平に社員に与えられる工夫をしているところがほとんどです。

ところが、そういった努力を怠り、社員にサービス残業を強いることで人件費削減としている企業もあります。

私が派遣社員として勤務していた会社には、多かれ少なかれ、そのような風潮がどこにでもありました。

とある人気のホテルでは、忙しいことや人員が足りないことを理由に、休憩を早めに切り上げるよう強要されていました。

それでも超過勤務手当て付きで時給が支給されるのであれば、法的には問題ありません。

ですが、そういったオファーは無く、時には30分で休憩を切り上げるよう強要されたこともありました。

同じ派遣先で、他にもこんなことがありました。

ある日、会社の都合で早退させられました。顧客が少なく、やることが無いからという理由です。通常、夜の勤務後は、安全を考慮して車で寮まで送ってもらえるようになっていました。

寮までの道のりは、街灯も無い、ガタガタの狭い山道で、崖もある急な坂道でしたので、早退させられた私たちは、送りの車を待っていました。

するとマネージャーが、「この時間送り無いからね!」と吐き捨てるように言ってきました。

仕方なくその晩は暗い道を携帯のライトで照らしながら帰宅しました。

それから数日後、これまた会社の都合で残業することになりました。

残業は通常、時給に25%割増賃金です。手書きの出勤表をつけることを義務づけられていた私たちは、通常勤務分を黒のボールペンで、残業分を赤いペンで線を引いていました。

数日後マネージャーは私に、多くの社員がいる前で当然のようにこう言ってきました。

「この日の残業分をこの間の早退分と相殺してよ」

ある勤務日を早退しなかったことにし、その分、残業もしなかったことにする、という意味です。

そうすることによって、会社は通常時給を支払えばよいことになり、私たちは残業手当の時給割増分を受け取れない、ということになります。

年棒制を導入している会社では、これに似たスタイルを最長一年という長いスパンで行っています。

時期により仕事量がまちまちになってしまう会社では、繁忙期には残業をして業務をこなし、その分閑散期には勤務時間を減らすことでバランスをとっています。

週の平均勤務時間が40時間を超えた場合は残業手当が支給されますが、この雇用形態を活用し、効率を下げることなく、残業代を減らしているのです。

もっとも、私たち派遣社員には、そういった給与体系は当てはまりません。その日残業をすれば残業手当がつくべきで、別の日の勤務時間と相殺することは基本的にはできません。

双方が納得しさえすれば、問題はないのかもしれませんが、契約上は、残業をしたら手当がつくことが明記されているはずですので、納得しかねる場合は拒否できます。会社から強要することはできません。

私は、早退も残業も会社の都合によるもので、会社の指示に従っただけですので、拒否しました。

そして、その後期間満了日までのおよそ3週間、マネージャーはまともに口をきいてくれませんでした。

もうひとつ、金額が比較的大きく、違法性が高いものとして、ある旅館でのリゾバ体験を紹介します。

3ヶ月の期間を満了し、地元へと戻った私は、後日郵送された給与明細書に何気なく目を落としました。その時、支給額が予想していたより2万円ほど少ないことに気付きました。念のため、勤務期間中に受け取っていた明細書も確認してみると、やはり2~3万円少ないようなのです。

私は普段からクレジットカードを使っていたことと、リゾバでは、お金を使う必要があまり無いという理由から、現金をおろしたり銀行の残高確認をすることはめったにありませんでした。その分気付くのが遅く、職場を離れてからになってしまったのでした。

その職場では、機械打刻式のタイムカードに加え、タイムシートというものの記入が義務づけられていました。

ここでタイムカードとタイムシートの違いについて説明します。

アルバイト経験のある方ならご存知かもしれませんが、タイムカードというのは、日付などが書かれた縦長の厚紙。多くの勤務先で採用されている、タイムカードリーダーと呼ばれる機械に通すことで、出勤時刻や退勤時刻、休憩時間を分刻みで記録することができるカードです。

タイムシートとは、そのタイムカードをもとに勤務時間を一定時間刻み (私の場合15分刻み) で整理する手書きの勤務時間一覧表です。

多くの場合、会社には経理担当者が在籍しており、そういった面倒な計算はやってくれると思います。

ただ給与管理ソフトを導入していない会社などでは、派遣社員が各自でそれをやることになります。このタイムシートには、一日の実働時間および ひと月の合計実働時間の記入欄があるため、これを見れば実際の給与支給額がより正確に分かるようになっています。

なお出勤・退勤時それぞれ15分以下は切り捨てて記入しなければなりません。

15分以下が切り捨てられるということは、最大で一日30分近くが切り捨てられることになります。

しかも、その職場では、定時14分前の出勤・14分後の退勤が暗黙のルールとして根付いていました (出勤時間10分前に職場に顔を出していなかったり、定時きっかりに退勤すると注意を受けました) 。

さらに、朝の勤務で10時を超えて勤務しても、残業代が一切つかないこと、休憩を取ろうが取るまいが、一日1,5時間の休憩は必ず引かれてしまうことがマネージャーから告げられていました。

赴任前に聞いていないことでしたので、このようなことは到底受け入れられないと派遣会社に連絡したところ、

「それはウチから出します。どのようなルールがあっても、タイムシートに残業した分と、休憩していないことを明記してもらえれば、給与は出ます」

と言われました。

当然の返答とは言え、その会社のブラックな雰囲気の中で仕事をしていた私は、間に派遣会社が入ってくれていることにひとまず安心しました。

ちなみに、そこの派遣先では、給与は15日締め、翌月25日払いと、かなり遅めでした。

前借制度もありますが、とりあえず必要としなかった私は、給与支給日まで、郵送された明細書に目を通すこともありませんでした。ただ、保管だけはきちんとしていました。

派遣期間を満了し、自宅へ郵送された残りの明細書を確認した私は、違和感を覚えました。

計算し予想していた支給額と大きく違っていたからです。タイムシートに合計勤務時間を記入する際、私はついでに給与額も計算していました。

「次の給与はこれくらいか、結構頑張ったな」なんて思っていたのですが、その額より3万円ほど少なかったのです。

面倒に思いながらも再計算し、給与額が少ないことを確信した私はすぐさま派遣会社に連絡しました (実際はここで、私の担当者と色々なやり取りがあったのですが、ここでは省きます) 。

派遣会社は私の派遣先に確認したところ、マネージャーが自身による改ざんを認め、翌日無事、不足分は支給されました。

改ざん内容は、休憩時間の水増し、残業時間の不正なカットなどです。私が疲れた体にムチ打ってコツコツ記入していたタイムシートは破棄され、マネージャーの字で作成し直されていました。

私のサイン欄までもマネージャーが書いてあるという悪質ぶりでした。

他にも改ざんされていた人がいたようです。

これは、他の社員さんが、明らかに少ないと言っていたことによる、あくまでも予想ですが。その人たちは改ざんされたまま泣き寝入りです。理由は簡単です。証拠を持っていなかったからです。

私は、機械打刻式のタイムカード・手書きのタイムシート、ともに証拠として写真を撮っていたのです。

携帯で撮影し、保存していたので、派遣会社にもすぐに証拠を提出することができました。メールに画像を添付し送ると同時に、派遣会社で保管しているタイムカードとタイムシートの画像を送ることを求めました。

驚いたことに、派遣会社はタイムカードを原本・コピーいずれも保管していませんでした。

派遣会社が管理しているのはファックスで送られたタイムシートのみ。つまり、「タイムシートのコピー」です。

タイムカードおよびタイムシートの原本は派遣先の会社に保管されています。

派遣先は、実際より少ない労働時間を派遣会社に提示することで、派遣会社への支払いを実際より少なくしています。

派遣会社と私、二者を騙したことになります。さらに、こういったことが可能かどうかはわかりませんが、タイムカードの原本をもとに、私に支払った給与額を水増し計上 すれば、税務署も騙すことになります (人件費として計上する額が、実際に支払った額より多いという意味で水増しという言葉を使っています) 。

発覚した当初、派遣会社は、「翌月の給与に不足分を加算することで調整する」旨を伝えてきました。私の意向を確認することなく。この時は謝罪もありませんでした。私も急ぐ理由はありませんでした。

お金に困っていた訳ではありませんので、きちんと不足分さえもらえれば、正直振込みのタイミングはいつでも良かったのでした。ただ、この場合それは問題ではありません。

私は不正によって給与をごまかされるところだったのに、なぜ私が支給を待ってあげなくてはならないのかということです。

不正を行っておきながら謝罪もなく、振込み手数料と手間を惜しまれているこの状況が腹立たしかったのです。ですので、即日振込を求めました。

以下はその、後私から派遣会社に送られたメールの内容です。

○○(担当者の名前)様

先ほどはありがとうございました。

今後の対応につきましては、給与を正しく全額振り込まれてからお伝えしようと考えております。

とりあえず、不足分につきましては即日振込をお願い致します。

本日土曜日ですので実際に私の口座に振り込まれるのは月曜の午前中になるかと思いますが。

こちらが待ってさしあげる理由は皆無ですので。

正直、こちらに何の落ち度もないのにこれだけの時間と労力を使っていること自体納得がいきません。

それでは、お振込み完了しましたらご連絡ください。お待ちしております。

電話で即日振込みをしなければ、労基署に相談する旨も伝えましたので、当然ながら、月曜に振込みが確認されました。

このように、多くの職場へ赴任するなかで、時にはブラック企業のような「ハズレ企業」に当たってしまうこともあります。

そんな時は、遠慮せずに派遣会社に相談しましょう。私のケースでは、派遣会社の管理不行き届きも不正を助長する要因になっていました。

ですが基本的には、派遣社員と企業間のトラブル解決も派遣会社の重要な仕事のひとつです。派遣会社を通して改善を要求したり、私のように、証拠さえあれば退社後であっても改ざんされた給与を取り戻すこともできます。

派遣会社も役所に睨まれては経営がしづらくなりますし、今後の募集に差し支えますので、そういったトラブルを避けるため、ある程度は協力してくれます。ただし、自分でも勤務記録を残すなどの自衛策を怠らないことが重要です。

万一のトラブルの際、証拠を持っていることで解決が非常にスムーズになります (証拠が無い場合、派遣会社も労基署もなかなか動いてくれません。

実際私が労基署に相談した際も、回答はかなりもどかしいものでした。

他の社員も改ざんされているようだと伝えても、証拠が無い以上は想像の域を出ないとか、不足分の振込みが済んでいる以上、事件性ありとして捜査することはできない、など) 。

私は、ある職場で当たり前になっていたサービス残業に対し、直接マネージャーに不服を訴えたことが何度かあります。

そこには高校生のアルバイトもいたのですが、毎日20~30分のサービス残業、たまに用事があるとかで30分の早上がりが認められても、実際にサービス残業を終えるのはほぼ定時でした。

給与は早上がりした分カットされます。私がサービス残業は不当と訴えたあと、私だけが定時きっかりで上がれるようになりました。

しかし他の社員は、ボランティア精神からか、円滑な人間関係を維持するためか、お手伝いという形でのサービス残業をやめませんでした。

不服を訴えたあとの反応は職場によってさまざまですが、同僚の対応が冷ややかになったり、風当りが強くなったことがほとんどです。

逆に全社でサービス残業を無くすように努力し、環境改善につながった職場もひとつですがありました。

直接訴えることは、その後の人間関係に影響をもたらす可能性もありますので、言いづらい場合は残業時間を記録し、退社後に派遣会社を通して請求してみても良いでしょう。

状況などもできるだけ詳しく書いておくと、支給される可能性が高くなります。

オーストラリアでほんの少し働いていた私には、多くの職場でサービス残業を強制される環境が特に際立って見えました。

オーストラリアでは5分刻みで給与をつけたり、たとえ15分刻みでもきちんとキリのいいところで退勤できるということはごく当たり前でした。

ですから日本に帰国してから、毎日30分ほど切り捨てられるシステムや、勤務時間終了してからの「上がり作業」などと呼ばれる20分程度のサービス残業が常態化している労働環境にいら立ちを感じていました。

時間給というのは、時間や労働力と引き換えに支給される賃金ですので、キッチリもらっていいものだと思います (もちろん、定められた量の仕事をできる限り早く終わらせるべきことは言うまでもありませんが) 。

派遣会社で実際に起こったこと、また誰にでも起こりうることを、私の経験に基づいて書かせて頂きました。

大変なこともありましたが、個人的には派遣という働き方は、アリだと思っています。ただし期間を決めて、いずれは一生続けられる仕事を見つけることが前提です。

私は留学の前後や、長期海外旅行の前に、それぞれ3ヶ月程度、派遣社員として働いていました。いずれもオフィスワークではなく、上記のようなサービス業です。そこでは出身地の違う人達と一緒に働いていました。

また顧客として国内外から訪れる人達との交流がありました。留学や旅行の前に知り合った人とは、世界の色んな国で再会を果たしました。自宅に泊めてくれた人もいました。

留学後に出会った人とは、それまでにお互いが訪れた土地のことで共感を得たり、情報交換をしました。

働ける期間が限られていたり、明確でない場合、正規雇用で働くことをためらってしまう人も多いと思います。

また、正規雇用を希望しながらも希望する企業と縁が無かったという人もいるでしょう。

思いがけず自由の利く時間が手に入ったら、どのように過ごしますか?

貴重な充電期間をただ過ごすのもいいですが、派遣という自由度の高い雇用形態を利用してみてはいかがでしょう。限られた時間で効率的に貯金をしたり、有意義な経験を積むことができますよ。

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