国民生活金融公庫コラム

保証人を2人求められる場合とは?

最近、信用保証協会を利用した公的融資(いわゆる制度融資)では、
保証人を取らない方向になっています。

ところが、国民生活金融公庫からの融資の場合、
大抵連帯保証人を求められます。

「新創業融資」等の無担保無保証人制度もありますが、
実際に申込に行くと連帯保証人を要求されて、
ただの客寄せパンダ的な制度のように感じる方も
多いのではないでしょうか?

しかし、僕の経験上、保証人1人で済む場合はまだ良いほうでして、
連帯保証人を「2人」求められる場合も意外に多いです。

では、一体どういう場合に連帯保証人を2名も求められるの でしょうか?

結論から言いますと、自己資金に対して 借入希望金額が過大な場合です。

経験上、500万円程度までであれば、
一般のサラリーマンを1人連帯保証に付ければそれでO.Kです。
(サラリーマン1人の年収で担保力が十分と考えられる為)

しかし、700万〜1000万くらいの借入になると、
サラリーマン1名では担保力が足りずに
連帯保証人を2名 要求される事が少なくありません。

※基本的に1000万円を超える融資申請に関しては 不動産担保が求められます。

今までウチのお客様でも、

申請時:
自己資金200万、借入希望額700万、
保証人1人
結 果:
満額、
ただし保証人2名(サラリーマン)

申請時:
自己資金400万、借入希望額800万、
保証人1人
結 果:
満額、
ただし保証人2名(サラリーマン)


上記のようになっております。

一方、

申請時:
自己資金200万、借入希望額500万、
保証人1人
結 果:
満額、
保証人1名(サラリーマン)

申請時:
自己資金300万、借入希望額600万、
保証人1人
結 果:
500万円(100万円圧縮)、
保証人1名


上記のようになっております。

他の事例を見てみても大体似たり寄ったりでしょうか。

では、自己資金は200万円持っていると仮定し、
どうしても800万円の融資が必要。でも保証人は頑張っても
1人しか頼めそうにない。

そんな場合はどうしましょうか?

僕でしたら、お客様にはこうアドバイスします。

自己資金200万円を元に、
連帯保証人1人を付けた上で、
国民生活金融公庫に400万円の申請。
100万円圧縮されたとして、
自己資金200万+融資実行額300万、
合計500万円を元に
制度融資で500万円を申請。
この時保証人はなし。


国民生活金融公庫と制度融資と言う2重の申込になるので
その分手間とタイムラグは発生しますが、
確率的には200万で国民生活金融公庫に800万の申請をするよりも
ぐっと高くなるはずです。

何でもかんでもごり押しすれば良いというものでは ありません。

自分の自己資金、開業時期、保証人、担保、事業内容を勘案して
計画的に融資の申請・資金調達に取り組みましょう。

もちろん、これらと共に事業計画がきちんと整っていて
優良であることが大前提です

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